Column
2024年3月24日
目次
▼ホーロー製マグカップとは?
▼キャンプでホーロー製マグカップを使うメリット
―耐熱性が高い
―保温性がある
―においや色がつきにくい
―汚れがつきにくく雑菌にも強い
―直火OKのタイプもある
▼キャンプでホーロー製マグカップを使うデメリット
▼キャンプにおすすめのホーロー製マグカップ7選
▼オリジナルのホーロー製マグカップでキャンプをおしゃれに!
▼まとめ
ホーロー製のキャンプ用マグカップには独特なレトロ感があり、シンプルでおしゃれなデザインのものが多いです。
この記事では、ホーローのマグカップのメリット、デメリット、おすすめのマグカップなどをご紹介します。キャンプ用のホーロー製マグカップ選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
ホーロー(琺瑯)とは、金属の素材にガラス質の釉薬(ゆうやく)をコーティングして高温で焼き付けたもののことです。ガラス質独特の美しさに金属の丈夫さを兼ね備えており、キャンプなどアウトドアで使用するのにも適しています。ステンレスなどの金属素材のマグカップと違いにおいが気にならず、飲み物のにおいが移りにくいという特徴もあります。
関連記事:ホーローって何がいいのか気になる!それぞれのホーロー製品の良さとよくある質問
キャンプなどアウトドアでホーローのマグカップを使うメリットにはこのようなものがあります。
耐熱性が高いので、火の近くに置いておいても変形・変色する心配がなく安心して使えます。においや色がつきにくいこともあり、どのような飲み物を入れても、次に使うときににおい残りが気になりません。
直火・オーブンOKのホーローマグなら、カップとしてだけでなく調理器具としても使えるのもメリットのひとつです。
キャンプでは火を起こしてその周辺で過ごすことが多いです。ホーローのマグカップは耐熱性に優れているので、火の周りにおいても変形する心配がありません。
熱によって破損することもなく、安心して使えるのがメリットです。
ホーローは保温性にも優れており、一度温めると冷めにくいという特徴があります。金属素材をガラス質が覆っていることから、熱を外に逃しにくいのです。
ステンレスの二重構造ほどではないにしても、外気の影響を受けにくい素材です。肌寒い日でも温かい飲み物をゆっくりと楽しむことができます。
ホーローは表面がガラス質なので、においや色がつきにくいという特徴を持っています。ガラス質は表面がなめらかでついたものを吸着しにくい性質があり、においが残りにくいのです。コーヒーやカレーなど色がつきやすいものを入れても大丈夫です。
プラスチックや木製のマグは、飲み物を入れっぱなしにしているとどうしてもにおいや色が残りやすいものですが、ホーローならその心配がないので、いろいろな飲み物を楽しめます。
カップに汚れがついてしまうとお湯だけでは落ちないこともあり、ナイロンたわしでこすると表面に傷がついてしまうこともあります。
その点、ホーローは表面がなめらかなガラス質ですから、汚れがつきにくく、また、落としやすいという特徴があります。キャンプ場では水しか使えないこともありますが、水でもすんなりと汚れを落とせるのは嬉しいところです。
傷もつきにくい素材なので、間に汚れが入り込んでカビる心配もありません。長く衛生的に使えるのもホーローのメリットです。
ホーローは鍋やフライパンなどの調理器具でも使われている素材ですから、マグカップでも直火OKとなっているものが多いです。
キャンプではできるだけ使う調理器具を少なくしたいものです。直火OKのマグカップを使えば飲み物やスープを入れてそのまま温めることができますから、洗い物を減らすことにもつながります。
保温性に優れ、衛生的に使えるホーローのマグにもデメリットがあります。
温かい飲み物の温度を保ってくれるのは良いのですが、高温の飲み物を入れると持ち手も熱くなります。子供が使うのは難しく、火傷に注意が必要です。
また、中は金属ですが、表面はガラス質です。カップそのものが壊れる心配は少ないとしても、強い衝撃によって表面のホーロー部分が欠けてしまうことがあります。
そして、ホーローの中身は金属なので、電子レンジでは使えません。電子レンジが壊れる恐れがありますので、自宅で使うときには気をつけてください。
おしゃれでかわいいデザインやシンプルでレトロな雰囲気のマグカップをご紹介します。キャンプはもちろん、ご自宅でも長く愛用できるカップです。
【ホーロー マグカップ(CAPTAIN STAG)】
シンプルなデザインですが、カラーバリエーションが豊富で6色の中から選べます。家族で、色違いで購入するのも良さそうです。小さく見えますが、400mlと容量もたっぷりです。においも移りにくく、コーヒーやスープなどさまざまな飲み物を楽しめるでしょう。
【レイリー・ホーロースープマグ(LOGOS)】
レトロ感のあるシンプルなデザインが人気のマグカップです。550mlと大容量で、直火・オーブンもOK。スープなどを入れてそのまま火にかけて温められます。ホーロー部分は厚さ0.6mmの鉄板にうわぐすりを高温で焼き付けているので、耐熱性だけでなく耐久性にも優れています。
【ホウロウマグカップL(GSI)】
熱い鉄板にホーローを施して、700度以上の熱処理を2回行うという方法で、耐久性・耐熱性に優れた美しいマグカップに仕上がっています。700mlの大容量で、マグカップとしてだけでなく、スープやカレーを温める鍋としても利用するのにも便利です。
【ホーロー マグカップ (FALCON)】
ファルコンのマグカップはロゴやイラストもなく、シンプルなデザインが特徴です。イギリスを代表するホーローメーカーのカップで、無駄のないシンプルなマグカップを探している人におすすめです。350mlと飲み物を飲むにはちょうど良い大きさで、直火やオーブンでも使えます。キャンプやアウトドアはもちろんのこと、日常使いにも適しています。
【エナメルカラーマグカップ (ハンツマン)】
少し丸みを帯びたフォルムが可愛らしい、マグカップです。シンプルながらにデザイン性が高く、カップの底にはロゴが描かれています。8色展開しており、カラーバリエーションが豊富ですので、家族でそれぞれ違う色を使うのも良いでしょう。オーブンOKで、汚れがついても落としやすく、食洗機も使えます。箱入りなのでプレゼントにも最適です。
【 エナメルマグ(Coleman)】
シンプルなデザインに「Coleman」のロゴが人気のマグカップで、長年愛用しているファンも多いです。縁部分はステンレス加工されています。取っ手は細いですがカーブが大きいので持ちやすさには問題ありません。380mlと容量が大きめでたっぷり入るのも魅力です。コーヒー、紅茶だけでなくスープにもおすすめです。
【スタッキングカップ フォレスト サイズ (POSH LIVING)】
見た目は小さそうですが、320mlとなかなかの容量があります。カラーバリエーションも豊富です。持ち手もおしゃれで、平らなので持った時に安定感があります。また、ホーローのマグカップなのにスタッキングできるのが大きなメリットです。収納場所もとりません。
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ホーローのマグカップは保温性や耐熱性に優れ、においや色もつきにくいので、キャンプ用のマグカップとして使うのに適しています。汚れも落としやすく、衛生的に使えるのもメリットです。
高温の飲み物を入れると持ち手が熱くなりますし、強い衝撃で表面が欠ける恐れがありますので、その点だけ注意が必要です。
今回はキャンプにおすすめのホーロー製マグカップのおすすめもご紹介しました。さまざまな形、大きさのものを幅広くご紹介していますので、お気に入りのカップがきっと見つかるでしょう。
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