Column
2024年5月9日
目次
▼ハイボールグラスの選び方のポイント
―形状で選ぶ
―素材で選ぶ
―容量で選ぶ
―デザインで選ぶ
▼【価格がお手頃】おすすめのハイボールグラス4選
▼【プレゼントに】おすすめのハイボールグラス3選
▼【高級】おしゃれなハイボールグラスのおすすめ3選
▼おしゃれに楽しみたいならオリジナルのハイボールグラスもおすすめ
▼まとめ
ハイボールグラスには様々な形状や素材、容量のものがあり、自分用やギフトとして購入するときに迷うことはありませんか。ハイボールグラスによって味わいや香りの感じ方、冷たさをキープできる度合いなどに違いがあり、楽しみ方による向き・不向きがあります。
ハイボールグラスの選び方を押さえたうえで、おすすめのハイボールグラスを紹介していきます。
ハイボールグラスの選び方のポイントとして、次の4つの要素が挙げられます。
形状はハイボールの炭酸の抜け方や香りや味わいに影響します。素材は冷たさをキープできる度合いや口当たりのほか、香りや味わいにも関わります。容量はハイボールの飲み方に合わせて選ぶがポイント。ハイボールグラスはガラス製を中心に多様なデザインがあり、ハイボールをより楽しめる要素となります。
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ハイボールグラスにはタンブラーやジョッキなど様々な形状があります。グラスの形状によって、炭酸の抜けにくさ、香りや味わいの感じ方、容量などに違いがあります。味わいや飲み方の好みに合わせて形状を選ぶのがポイントです。
ハイボールグラスの種類 | 特徴 | |
タンブラー | 高さがある円柱型タンブラーが主流。高さがあるため、炭酸が抜けにくい。飲み口が薄いタイプは、ウイスキーの香りや味わいを感じやすい。様々な素材やデザインのグラスがある。 | |
ジョッキ | 取っ手があるのが特徴。容量の多いタイプが多い。炭酸が抜けやすいため、マイルドな味わいになる。ウイスキーや炭酸水を注ぎやすく、様々な形状の氷を入れやすい。 |
タンブラーはウイスキーの香りや味わいを楽しみたい人や、グラスのデザインのこだわりたい人に向いています。ジョッキはゴクゴクと飲みたい人のほか、自宅で居酒屋気分を味わいたいときに向いた形状です。
ハイボールグラスには様々な素材のものがあり、主なものとしてガラス製、ステンレス製、銅製が挙げられます。素材によって、冷たさをキープできる度合いやデザイン性、香りや味わいの感じ方などに違いがあるため、ハイボールの楽しみ方によって選ぶのがポイントになります。
素材 | 特徴 |
ガラス製 | ハイボールや氷が見えるため、視覚でも楽しめる。飲み口が薄いタイプは口当たりがよく、ウイスキーの香りや味わいを感じやすい。カットが美しい高級感のあるデザインのタイプもある。 |
ステンレス製 | 保冷性に優れているため氷が溶けにくく、結露が発生しにくい。ビールやサワー、日本酒などにも使える。落としても割れない。 |
銅製 | 熱伝導率に優れているため、冷たいハイボールを注ぐと、グラス自体も冷える。抗菌作用がある。落としても割れない。ステンレス製よりも安価。 |
ハイボールを視覚的に楽しみたい人や、味わいや香りを重視する人、あるいは高級感のあるグラスを求めている場合は、ガラス製が向いています。長い時間冷たいまま飲みたい人に向いているのはステンレス製です。ビール用などとしても幅広く使えるほか、アウトドアでの使用にも適しています。また、冷たい状態でハイボールを楽しみたい人には銅製も向いています。
ハイボールグラスは飲み方に合わせて容量で選ぶこともポイントになります。
ハイボールを一度にたくさん作ってグビグビと飲みたい人には、容量500ml程度のグラスが向いています。ただし、大きなグラスは重いものもあり、ハイボールの重さを考慮する必要があります。重さが気になる場合には、薄いガラス製のタイプがおすすめです。
容量400ml程度のグラスは、350mlのハイボール缶を氷と一緒に一度に入れられるサイズです。自分でハイボールを作る場合にも使い勝手のよさがあります。
少量をゆっくりと楽しみたい人や多くの量は飲めない人には、容量250~300ml程度のグラスが向いています。グラスに氷を入れて、350mlのハイボール缶を何回かに分けて注ぐといった楽しみ方もできます。
ハイボールグラスは、デザインによっては使うのが楽しくになったり、高揚感があったり、贅沢な気分になったりするなど、ハイボールをより楽しむ要素となります。
ステンレス製や銅製は素材感による印象が強く、スタイリッシュなデザインのタイプが中心です。
ガラス製は多様なデザインのタイプがあります。ガラスが薄いタイプは、シンプルでモダンなデザインが中心です。
透明度の高いクリスタルガラスを使用したカットがきれいなグラスは高級感があります。江戸切子の繊細な文様はグラス自体の美しさを楽しめます。いずれも特別な日や来客用などに向いています。
1つあたり1,000円台~2,000円台のお手頃な価格帯で、おすすめのハイボールグラスを集めました。
【ハイボール・グラス(RIEDEL)】
「RIEDEL(リーデル)」はオーストリアの老舗ワイングラスブランドとして世界的に知られています。「ハイボール・グラス」はメジャーカップを使わずに60mlのウイスキーを注げるデザイン。大きめのサイズの氷が入る一方、グラスを傾けたときには、氷が鼻に当たりにくいようにデザインされていることからも、機能性が高いグラスです。クリスタルガラスを使用し、美しいカットが施されていることも魅力です。
【薄づくりハイボールグラスセット(東洋佐々木ガラス)】
「薄づくりハイボールグラス」はガラスが薄めですが、ソーダガラスにイオン強化加工が施しているため、丈夫なのが特徴。食洗機を使用できるなど、使いやすいグラスです。飲み口に向かって開いた天開形状のため、ウイスキーの香りが感じられるとともに、すっきりとしたのどごしが楽しめます。木箱入りで贈り物にも向いています。
【アイノ・アアルト ハイボール(イッタラ)】
フィンランドの食器ブランド「イッタラ」のアイノ・アアルトシリーズは、普遍的なデザインから長年にわたって愛されてきた代表的なシリーズ。水の波紋から着想したというリング状のデザインが特徴です。持ちやすく、積み重ねて収納できる形状で、実用性も考えられたデザイン。クリアのほか、ピンク系のカルーナ、ウルトラマリンブルー、シーブルー、ダークグレーといったカラーがあり、カラーバリエーションが豊富です。
【角ハイメガジョッキ(SUNTORY)】
家飲みで居酒屋気分が味わえそうな「角ハイメガジョッキ」は、サントリーの角瓶のボトルの亀甲柄をモチーフにしたデザインでロゴ入り。居酒屋でも使われている「角ハイボールジョッキ」の2倍の700mlという大容量です。1Kgを超える重さがありますが、「角ハイボールジョッキ」と同様に乾杯のときに持ち上げやすいように、取っ手の上部にくぼみがつけられています。
プレゼント用のハイボールグラスはデザインや品質にこだわりだいものです。プレゼントにおすすめのハイボールグラスを3つ紹介します。
【ミルニュイ ハイボール ペア(BACCARAT)】
フランスの高級クリスタルブランドとして知られている「BACCARAT(バカラ)」。「ミルニュイ ハイボール」にもクリスタルガラスが用いられ、プリーツ模様のカットが美しい光を放ちます。クラシカルなデザインでありながらも、モダンな雰囲気も漂わせるグラス。高級感があり、ハイボールを味わいながら、グラスを眺めるという楽しみ方もできます。
【彩花切子 タンブラー(東洋佐々木ガラス)】
「彩花切子」はクリスタルガラスを使用し、アンバーのガラスに色被せガラスを合わせたレトロモダンなデザインのシリーズ。モダイナミックで曲線が美しいデザインで、繊細なカットからは華やかな印象を受けます。ハンドメイド品のならではの風合いのよさもあります。容量は330mlで、ゆっくりとグラスを傾けて楽しみたい人向きです。
【生涯を添い遂げるグラス(Wired Beans)】
「生涯を添い遂げるグラス」は職人によるうす拭きの技術により、均一の厚さで薄く吹いていることから、口当たりがよいのが特徴です。飲み口に向かって広がっているため香りを感じやすく、シンプルでスタイリッシュなデザイン。木箱入りのギフトに向いた商品で、割れてしまっても一定の条件のもと、交換してもらえるというユニークなサービスがついています。透明、フロスト、ブラックマットの3色展開です。
特別な日や来客用として使いたい高級感のあるおしゃれなハイボールグラスを3つ紹介します。
【ベルーガ ハイボール 2客セット(Baccarat)】
「Baccarat(バカラ)」のベルーガシリーズは、ラウンドシェイプが美しく輝くモダンなデザインのシリーズ。ベルーガとはカスピ海産のキャビアの名称です。「ベルーガ ハイボール」はシングルモルトなど強い個性を持つウイスキーを使ったハイボールを引き立てます。
ベルーガシリーズにはデキャンタやタンブラーもあり、「ベルーガ ウィスキーデカンタ」も揃えると、ハイボールをより優雅に楽しめます。
【マッセナ ハイボール 2客セット(Baccarat)】
「Baccarat(バカラ)」の中でも、マッセラシリーズは長年にわたって世界で人気を誇るシリーズ。「マッセナ ハイボール」は丸みを帯びたフォルムで、ウイスキーの香りを楽しめます。斜面の流れるような美しいカットが印象的な華やかなデザインです。
マッセナシリーズも、タンブラーやデキャンタなどを揃えていく楽しみ方ができます。
【タンブラー 校倉(カガミクリスタル)】
「タンブラー 校倉」は、日本古来の建築様式である校倉造をモチーフに取り入れた、独創的なデザインのタンブラー。すりガラス状の部分は「カット・磨き・カット」という工程によるものです。光によってグラスが輝くとともに、ウイスキーの色合いも楽しめる透明なクリスタルガラスならではのよさも感じられます。
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ハイボールグラスは、形状や素材、容量、デザインの4つの要素から選ぶのがポイントです。ハイボールの楽しみ方によって向いているグラスは異なりますので、「ゆっくりと味わいたい」「カブガブ飲みたい」など、日頃の飲み方をもとに、自分や贈る相手に合ったグラスを選びましょう。