Column
2026年8月30日
目次
▼グラス印刷の色はPANTONE・DICで指定
▼PANTONEとは?
▼DICとは?
▼PANTONEとDICは何が違う?
▼指定した色と完全に同じ色になる?
▼色番号がない場合は標準プリントカラーから選べます
▼画面上の色だけで指定するのは避けた方がよい
▼よくある質問
▼まとめ

オリジナルグラスを作るとき、意外と迷いやすいのが「ロゴの色の指定方法」です。「ロゴの色はどう指定すればいい?」「DICとPANTONEは何が違う?」「データ上の色と同じ色に仕上がる?」——そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、グラス印刷では基本的に、PANTONE(パントーン)またはDIC(ディック)の色番号を基準に色を指定します。ただし、実際の印刷色は指定した色の「近似色」になります。色番号が分からない場合は、標準プリントカラーから選ぶこともできます。この記事では、ロゴ印刷の色の決め方を分かりやすく解説します。
グラス印刷の色は、PANTONEやDICといった色番号を使って指定するのが基本です。
「赤」「青」といった言葉だけでは、人によってイメージする色に幅が出てしまいます。たとえば同じ「赤」でも、次のようにかなりの幅があります。
そこで、色ごとに番号が付いた「色見本」を使うことで、お客様と印刷会社が同じ色を思い浮かべられる——つまり共通の基準を持てるようになります。ここで大切なのは、PANTONEやDICは「完成色そのもの」ではなく、インクを調色するための“共通言語”だという考え方です。色番号を手がかりに、その色へできるだけ近づけて調色していきます。代表的な色見本が、次に紹介するPANTONEとDICです。
PANTONE(パントーン)は、世界的に使われている色見本・色指定システムです。
海外でも通用する共通基準のため、次のような場面でよく使われます。
PANTONEでは、それぞれの色に番号が付いています。そのため「この青」という曖昧な伝え方ではなく、「PANTONE ○○」という形で、具体的に色を共有できるのが特徴です。
グラス印刷では、そのPANTONE番号を見ながらインクを調色し、できるだけ近い色へ合わせます。ただし、PANTONEの色見本は紙の上で作られた色のため、素材が違う・下地が透明・焼成するといった違いがあり、完全一致ではなく近似色での仕上がりになります。
DIC(ディック)は、日本国内の印刷・デザイン業界で広く使われている色見本です。
国内での色指定に強く、次のような場面でよく使われています。
DICにも各色に番号が付いており、「DIC ○○」という形で色を指定できます。国内で制作されたロゴや印刷物では、DIC番号で色が指定されているケースが多く見られます。グラス印刷では、そのDIC番号を基準にインクを調色します。PANTONEと同じく、指定しても完成色が完全に同じになるわけではなく、実際には近似色での仕上がりになります。
結論として、どちらが優れているというものではありません。すでにブランドで指定されている色見本を使えば大丈夫です。
両者の違いを、下表に簡単にまとめました。
| 項目 | PANTONE | DIC |
|---|---|---|
| 主な利用 | 海外・世界的 | 日本国内 |
| よく使われる場面 | 海外ブランド・グローバル企業 | 国内の印刷・デザイン業界 |
| 指定方法 | PANTONE番号 | DIC番号 |
| グラス印刷での役割 | 調色の基準 | 調色の基準 |
| 完全一致 | 保証不可・近似色 | 保証不可・近似色 |
どちらを使うか迷う必要はありません。判断はシンプルで、すでに手元にある色指定に合わせればよいだけです。
無理にどちらかを選び直す必要はありません。今ある色番号をそのままお知らせいただくのが、いちばんスムーズです。
結論として、指定した色番号と完全に同一の色にはならず、「近似色」での仕上がりになります。
これは、グラス印刷ならではの特性によるものです。PANTONEやDICの色見本は紙の上で作られた色ですが、グラス印刷は条件が異なり、主に次のような要因で見え方に差が生まれます。
そのため、PANTONEやDICの色番号は、あくまで「色合わせの基準」としてご理解ください。指定色にできるだけ近づけて調色しますが、完全一致ではなく近似色になる点を、あらかじめ知っておいていただくと安心です。
ブランドカラーなどの厳密な色指定がない場合は、ミミノテックスで用意している標準プリントカラーから選ぶことができます。
「色番号は分からないけれど、イメージに近い色で作りたい」という場合は、こちらの一覧からお選びいただけます。

ブラック・ホワイトをはじめ、赤・青・緑・黄・ピンク・オレンジ・紫・茶・グレーなど、定番の色を幅広くご用意しています。まずはこの中からイメージに近い色を選んでいただく形でも、オリジナルグラスの制作を進められます。
なお、一覧に記載しているDIC番号は色味の参考情報です。DICカラーそのものと完全に一致するものではなく、実際の印刷は近似色となります。あくまで「どんな色味か」の目安としてご覧ください。
パソコンやスマートフォンの画面の色だけで指定するのは、できるだけ避けることをおすすめします。
画面に表示される色は、端末の種類や画面の明るさ・設定によって見え方が変わります。同じ画像でも、スマホで見る青とパソコンで見る青が微妙に違って見える、ということは珍しくありません。
そのため、「この画像の青にしてほしい」「Webサイトに表示されている赤で」という伝え方だけでは、認識のズレが起きやすくなります。色をできるだけ正確に合わせるには、次のような共通の基準をご用意いただくのが確実です。
こうした基準があると、色合わせがスムーズに進み、仕上がりのイメージ違いも防ぎやすくなります。
どちらでも対応可能です。お手元のロゴデータやブランドガイドラインに記載されている方の色番号をお知らせください。両方分かる場合は、どちらか一方で問題ありません。
完全一致ではなく、近似色での仕上がりになります。透明なガラスへの印刷やインクの特性、焼成の工程などにより、紙の色見本とは見え方に差が出るためです。指定色を基準に、できるだけ近づけて調色します。
はい、注文いただけます。色番号がない場合は標準プリントカラーからお選びいただけます。また、ロゴや印刷物などから色のイメージをお伺いしてご提案することも可能です。
一覧のDIC番号は色味の参考情報です。DICカラーそのものと完全に一致するものではなく、実際の印刷は近似色となります。あくまで色のイメージをつかむための目安としてご覧ください。
グラス印刷の色の決め方について、要点を整理します。
オリジナルグラスのロゴ印刷では、色の基準を最初に共有しておくことで、仕上がりのイメージ違いを防ぎやすくなります。「PANTONE・DIC番号が分からない」「どの色を選べばよいか迷っている」という場合もお気軽にご相談ください。ロゴや使用イメージをお伺いしながら、最適な色をご提案いたします。
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オリジナルグラスの色でお悩みの方へ 「ロゴの色番号が分からない」「標準カラーから選びたい」「イメージに近い色を提案してほしい」——そんな段階でもご相談いただけます。ロゴデータや使用イメージをお送りいただければ、最適な色をご案内します。制作後のグラスを事例ページに掲載いただける場合、商品金額から5%割引でご対応しています。 |